アリスの部屋
給湯温度の適切な管理
みなさま お元気様です!
日本航空の男性副操縦士が英ロンドンで、同国の法令上の基準以上のアルコールが検出され、
地元警察に拘束されたそうです。
日本の法令では、乗務前8時間以内の飲酒を禁止していて、その副操縦士は飲酒から
8時間以上経過していると話しているそうですが、飲んだ量が仕事の前日に飲むには
あまりにも多い量だと思いました。
「人の命を運ぶ仕事」だということ、仕事に対する自覚・プライドを持っていただき
たいものですね。
さて、今回は給湯温度のお話です。
給湯温度の管理が不十分だと、貯湯槽や配管内が、レジオネラ属菌やその他の細菌で汚染
されてしまいます。
給湯系にくっついたレジオネラ属菌を除去するには、貯湯槽の掃除だけでは、
不十分なのです!
掃除の後に給湯水を70℃で24時間循環させる加熱処理の併用が有効です。
貯湯槽の清掃・フラッシング・昇温 のうち、昇温が一番有効だったという
報告があります。
レジオネラ属菌は60℃以上で死ぬといわれています。
つまり、貯湯槽内の温度を60℃以上にしておけば、レジオネラ属菌は増えないと
いうことですね。
ここで注意しなければならないのが、60℃に設定していても、給湯内のお湯の
温度を実際に測ってみると、取る場所で温度にばらつきがあり、
50℃以下が60%もあったそうです。
これでは、レジオネラ属菌はどんどん増えてしまいます。
給湯設備内のどの部位でも温度が保持されていることが重要です。
温度を上げればレジオネラ汚染の防止効果は増しますが、と同時にやけどの
危険性も高まりますので、やけど対策もしっかりおこなってくだい!
・衛生管理指導は、東工業(株) にお任せください!
・各種薬剤販売(バススター60DG・フレッシュラックス F-12・スパクリーン20TB・レジオハンター ミニタブレット)
検査・薬剤販売のお申し込みは
こちら >>http://www.azumakougyo.co.jp/rtest/form/