レジオネラ症届出件数がついに2000件を超えました！

お元気様です！

　寒い日が続きますが、梅の蕾が膨らんでいるのを見ると春の足音が感じられます。

そんな中、2月12日に水泳の池江璃花子（いけえりかこ）選手が、18歳の若さで白血病の診断を受けたことを公表し、世間では大きな話題となりました。

私は、池江選手のコメントが立派で大人だなと感心しました。

また、このことで骨髄バンクの登録者が激増したとのこと。

白血病を周知するという使命が池江選手に与えられていたのかなとも思われます。

池江選手が笑顔でプールに戻って来ることを祈ります。

　さて、今回は、

レジオネラ症の届出件数の増加についてです。

2018年の集計がまとまりました。

ここ数年の数字をまとめてみると以下の通りです。

全国レジオネラ症届出件数（年間）

2012年　　899件

2013年　1,124件

2014年　1,248件

2015年　1,587件

2016年　1,592件

2017年　1,722件

2018年　2,130件

※国立感染症研究所・感染症情報センターからの公表を資料を基に、

　高橋幸雄氏（東京都台東区在住のレジ菌発生情報の発信者）が作表

届出件数は年々増加の一途をたどり、

2018年は前年比24％増。

ついに2000件を突破しました。

レジオネラ症が認知され、届出件数が増加したということもあるでしょうが、

浴槽の管理などのレジオネラ対策がまだまだ求められているを示していると思われます。

感染したら重篤な状態になる高齢者の集まる介護施設などの検査義務付けなども望まれます。

施設管理の皆様や弊社のような検査施設の存在価値が高まっているということですね。

安心安全な入浴環境を守るために益々精進してまいります。

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・各種水質検査（レジオネラ属菌検査・浴槽水検査等）
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