アリスの部屋
レジオネラ症が増加している理由/シャワーの衛生管理
お元気さまです!
25日に千葉県南部を震源とするマグニチュード5.1の地震がありましたね。
みなさま大丈夫でしたでしょうか?
気象庁が揺れの強かった地域は落石やがけ崩れが起きやすくなっているほか、
今後1週間ほどは大きな地震が発生する可能性もあると注意を呼びかけています。
みなさま、万が一に備えてもう一度防災グッズの点検をしておきましょう(‘◇’)ゞ
さて、本題です。
今週は「レジオネラ症が増加している理由とシャワーの衛生管理」についてご紹介します。
なぜ、レジオネラ症が増加しているのかそのはっきりとした理由は分かっていませんが、
次のようなことが考えられます。
①レジオネラ症を認知する医療従事者が増え、今まで肺炎と診断されていた疾患をレジオネラ症の疑いをもって診断するようになったこと。
②数時間の尿検査でレジオネラ症を診断できるようになったこと。
(また、その検査が保険適用になったことが大きいのではないでしょうか。)
③エアロゾルを発生させる人工的な環境が感染を増やしている要因だと考えられます。
(たとえば、噴水やジャグシー、加湿器、ミストシャワーなど)
感染を防ぐためには、適切な衛生管理を行うことが大切です!
暑い時期になると、お風呂に浸からずシャワーで済ませたくなりますね…(;^ω^)
シャワーの内部でも生物膜が生成されやすく、レジオネラ属菌が検出されることがあります。
そこで!今日はシャワーの清掃のし方をご紹介します(`・ω・´)
① 毎日、終了時30秒ほど水を流す(シャワー内の水温を下げる)
② 6ヶ月に1回、シャワーヘッドをはずし、中をブラッシングして、5 ~ 10 mg/Lの塩素剤液に1時間以上浸ける
③ 3年に1度、シャワーヘッドとホースを替える
④ 1年に1回、シャワー水の水質検査を行う
シャワーも清潔にして、レジオネラ症感染を防ぎましょう!
夏は、レジオネラ症を発症する人が増えるので、施設管理を徹底しましょう!!