アリスの部屋
給湯温度の適切な管理
お元気様です!
台風19号が発生しました。
台風19号は、海面水温が30℃前後の暖かな海域を進むことでエネルギーを得て発達する予想で、
猛烈な勢力に発達することが予想されています。
「猛烈な」勢力とは、最大風速54m/s以上の台風のことを指し、
気象庁の発表する台風の強さの階級の中で最も強い分類です。
みなさまお気を付けください。
台風が接近していますが、10月13日はラグビーワールドカップの
「日本対スコットランド」戦があります(*’ω’*)
決勝進出をかけた戦い、見逃せませんね(‘ω’)ノ
さて、本題です。
今回は「給湯温度」についてご紹介します。
給湯温度の管理が不十分だと、貯湯槽や配管内が、レジオネラ属菌やその他の細菌で汚染されてしまいます。
給湯系にくっついたレジオネラ属菌を除去するには、貯湯槽の掃除だけでは、不十分なのです!
掃除の後に給湯水を70℃で24時間循環させる加熱処理の併用が有効です。
貯湯槽の清掃・フラッシング・昇温 のうち、昇温が一番有効だったという報告があります。
レジオネラ属菌は60℃以上で死ぬといわれています。
つまり、貯湯槽内の温度を60℃以上にしておけば、レジオネラ属菌は増えないということですね。
ここで注意しなければならないのが、60℃に設定していても、
給湯内のお湯の温度を実際に測ってみると、取る場所で温度にばらつきがあり、
50℃以下が60%もあったそうです。
これでは、レジオネラ属菌はどんどん増えてしまいます。
給湯設備内のどの部位でも温度が保持されていることが重要です。
温度を上げればレジオネラ汚染の防止効果は増しますが、
と同時にやけどの危険性も高まりますので、やけど対策もしっかりおこなってくだい!
日ごろの施設管理を徹底しましょう!!