アリスの部屋
スイミングスクールで塩素ガス発生
お元気様です。
中国での新型コロナウィルスによる肺炎のニュースが連日騒がれていますね。1月24日からの春節により感染の拡大が懸念されます。中国人の人気旅行先(国別)では1位が日本という事で、気を付けなければなりません。同時にインフルエンザ罹患者も周りで多く聞かれます。なるべく外出は控え、手洗いうがいにマスク着用、休養を充分にとり、免疫力アップに努めていきましょう。
さて、少し前の記事になりますが、特に薬剤の管理をされている方にご紹介させていただきます。
2019年11月29日午後、名古屋市中川区のスイミングスクールで、塩素に使う塩素を入れるタンクに誤って別の薬剤を入れたためガスが発生し、子どもと従業員の合わせて8人が病院に運ばれました。8人の症状はいずれも軽いということです。
消防などによりますと、スイミングスクールでは当時、水泳教室に通う子どもたちが建物の2階でプールに入る前の準備体操をしていて、ガスが発生したことからおよそ60人が建物の外に避難しました。
消防によりますと、薬剤を保管している部屋で、消毒に使う塩素が入ったタンクに誤って「ポリ塩化アルミニウム」という酸性の薬剤を入れたところ、塩素ガスが発生したということです。
名古屋市環境薬務課によりますと、「ポリ塩化アルミニウム」は、プールの細かいごみを集めて水を浄化するために使われる薬剤で、酸性です。
プールの消毒に使われる塩素剤「次亜塩素酸ナトリウム」はアルカリ性の溶液で、酸性の液体と混ぜられた場合、有毒な塩素ガスが発生するという事です。
(NHK NEWS WEB 11月29日付け 一部抜粋)
薬剤に対してマニュアルを再度確認するとともに、管理の徹底、従業員やスタッフ間の情報共有を密に行い、事故の発生を事前に防止することを心がけていきましょう。
お客様の安心安全のために施設管理を徹底しましょう!!