アリスの部屋
見えないところのぬめりにもレジオネラ属菌が!
お元気様です!
感染が拡大する新型コロナウイルスの新たな感染者が、東京で5人、愛知で1人確認されました。
また、クルーズ船のダイヤモンドプリンセス号でも感染が拡大しています。
新型コロナウイルスをめぐって、ネット上では間違った情報が飛び交っています。
どの情報が正しい情報なのか、きちんと見極めることが大切ですね。
インフルエンザもまだまだ流行しています。
手洗いうがいを徹底し、予防をしていきましょう(‘ω’)ノ
さて、本題です。
今回は、「見えないところのぬめり」のお話です。
保健所に勤務されていた方の具体例をお聞きする機会がありました。
あるホテルの大浴場でレジオネラ属菌が発生し、配管洗浄の立会をした時のことです。
浴槽の隅にある水位計(水位を調整する電極棒が金属の囲いで覆われている)にぬめりがこびりついて、
レジオネラ属菌の巣になっていたそうです。
高圧洗浄の水を向けると覆いの金属板と壁との隙間から黒色のぬめりが大量に出てきたとのこと。
これでは、いくら浴槽を洗浄しても菌の発生は防げません。
このように思いもかけない見えないところにぬめりがあり、これがレジオネラ属菌の発生源になっていることがよく見受けられます。
それぞれの施設様で状況が違いますので、どこが危険個所かを日ごろから注意していただく必要があると思われます。
金属板の覆いやビスなどは外して確認、洗浄・消毒をお願いいたします。
適切な衛生管理でお客様の安全を守りましょう!