アリスの部屋
機器の洗浄と殺菌法
お元気様です!
昨日は東京マラソンでしたね。
今回は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一般参加が取りやめになりました。
大会は感染予防のために、レース前に選手の検温実施、各所に消毒液の設置、マスクの着用の義務など厳戒態勢で行われたようです。
また、新型コロナウイルスの症状の特徴などの調査報告をWHOが公表しましたね。
分析結果によると、発熱・咳が症状のメインになっているようです。
致死率は高齢になるほどあがるそうです。
手洗いうがいをしっかりして予防していきましょう(‘ω’)ノ
さて、本題です。
今回は「機器の洗浄と殺菌法」についてご紹介します。
■バイオフィルムの生成防止と洗浄
浴槽水の殺菌をしていても、ろ過材を含む循環・配管系統などに
バイオフィルムが生成されると、微生物等を栄養源としてレジオネラ属菌が増殖する。
したがって、バイオフィルムの生成防止と薬品による化学的洗浄は欠かせない。
■清掃
清掃頻度と過マンガン酸カリウム消費量とレジオネラ属菌の減少
浴槽や床、ヘアキャッチャーなど、各機器の清掃頻度を増やすことで
過マンガン酸カリウム消費量とレジオネラ属菌が大幅に減少したとの報告がある。
まずは、清掃頻度を高めバイオフィルムの生成防止に努める。
■化学的洗浄
清掃をしても ろ過材の内壁・循環配管系統などの各機器に付着したバイオフィルムは、完全に取り除けない。
このバイオフィルムを除去するために、薬品による化学的洗浄が必要になってくる。
洗浄法として「高濃度の塩素、過酸化水素溶液、二酸化塩素」などを使用して洗浄する。
レジオネラ対策は、レジオネラ属菌の特性をよく知り、レジオネラ汚染の実態を把握して
適切な殺菌処理を行い、継続的な衛生管理が基本です。
そのために水質や機器の構造上の問題と各洗浄・殺菌法の長所・短所を正しく理解して
上手に使いこなすことが重要です。
適切な衛生管理でお客様の安全を守りましょう!