アリスの部屋
高齢者施設等のレジオネラ症予防対策
お元気様です!
コロナウイルスの感染者数が東京都で100人超となっています。
コロナウイルス同様、レジオネラ属菌も抵抗力が弱い人ほど感染しやすいため、
社会福祉施設等高齢者などが利用する入浴設備では特に注意が必要で大変ですが、
施設管理者方は常に適切な維持管理を行い、施設を衛生的に保って利用者の方の
安全を守っていきましょう。
【レジオネラ属菌の水質検査は年1回以上実施する】
循環型の浴槽または機械浴槽がある場合は、毎日、浴槽水を交換している場合でも、
年1回以上レジオネラ属菌の検査を実施し、
レジオネラ属菌に汚染されていないか確認することが必要です。
毎日、浴槽水を換えることなく使用している場合には、年2回以上検査することが求められます。
その結果、レジオネラ属菌が目標値を超えて検出された場合は、
直ちに当該設備の利用を中止し、清掃・消毒等必要な対策を行った後、
再検査により安全を確認するまで利用を再開することのないようにしてください。
レジオネラ属菌目標値:浴槽水、シャワー水等を人が直接吸引するおそれがある場合
10CFU*/100ml未満 *100ml中に形成されるコロニーの数が 10 個未満
東京都福祉保健局が作成した社会福祉施設等のレジオネラ症予防対策
~循環型入浴設備の自主管理マニュアル 10 のポイント~より抜粋