アリスの部屋
報告書のレジオネラ属菌の数値 多いの?少ないの?
お元気さまです!
8月27日は『ジェラートの日』だそうです。
1953年8月27日、世界中を魅了した映画「ローマの休日」が公開され、その公開日に
ちなんで8月27日を『ジェラートの日』と定めとのだそうです。
ジェラートはイタリアのフィレンツェで生まれたお菓子で乳脂肪5%前後で作るため
アイスクリームではなく、アイスミルクに属するそうです。
なんだか、食べたくなってきました( ^ω^)・・・
さて、本題です。
レジオネラ菌が検出された施設様には、報告書を送付する前にお電話でご連絡させて
いただいております。
その際、その数値って多いの?少ないの?と質問されることが多々あります。
単位もCFU/100mlだしよくわかりませんよね・・・
数値が2桁(50とか90とか)3ケタの前半(100 200)くらいは少ないと考えて
いいでしょう。でも4ケタ(1000~)ぐらいになると直径8.5センチのシャーレ一面に菌が生えている
感じです。
でも少ないからと言って安心してはいけません。100CFU/100mlでレジオネラ症を発症したケースが
あります。
本来お風呂にいてはいけない菌だということを忘れないでくださいね。
溺れた場合は少量の菌でも感染することがありますので、溺れた後に体調が悪くなった場合は
すぐに診察を受けてください。
適切な消毒がされていないと、レジオネラ属菌は4~6時間で倍に増えます。
日ごろの清掃・消毒を徹底して管理基準(検出されないこと、10CFU/100ml未満)
を遵守していただきたいと思います。