アリスの部屋
バイオフィルム(ぬめり)は化学洗浄で除去できる!
お元気様です!
ファイザーの新型コロナウィルスワクチンが90%超に効果!というニュースが飛び込んできました。
必要な安全性データがそろい次第、緊急使用許可が申請されるそうです。
まだまだ、課題はあるものの、実用が進めば、経済の活性化につながっていきますね!
明るい兆しが見えてきている!と期待したい…今日この頃です。
さて、本題です。
レジオネラ属菌の温床ともよばれるバイオフィルム(ぬめり)についてです。
配管や機器(ろ過器、熱交換器、ボイラーなど)内部に、バイオフィルムが付着していると、浴槽をいくら
きれいにしても、水の循環でバイオフィルム中に生息するレジオネラ属菌が供給されます。
浴槽壁をブラシなどによて物理的に清掃することは大切ですが、パイプ壁の物理的清掃は困難です。
これらのバイオフィルムを除去するためには、次亜塩素酸や過酸化水素などの薬品による
化学洗浄を行います。
そのほかに、レジオネラ属菌の増殖しやすい設備としては、浴槽オーバーフロー回収槽、
湯温調節箱、原泉貯槽、貯湯タンクなどがあります。これらの設備内にバイオフィルムを
生成されないためには、定期的な清掃が最も大切です。オーバーフロー回収槽や湯温調節箱では、
清掃に加えて塩素剤を循環系とは別途に添加することなどが行われます。原泉貯槽、貯湯タンクでは、
レジオネラ属菌が生存できない60℃以上に水温を維持するようにします。
レジオネラ症予防のために、徹底した衛生管理を行いましょう!!