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レジオネラ対策必須!~残留塩素は重要なファクター~

お元気様です!

 

今回はレジオネラ属菌の対策に欠かせない『残留塩素』についてです。

残留塩素は重要なファクター

水中に存在する有効塩素のことを残留塩素といい、塩素消毒管理の指標となります。

特に遊離残留塩素濃度は殺菌力の指標であり、入浴者が安全に入浴できる衛生環境にあることを知る重要なファクターです。もしも入浴者が浴槽内に細菌を持ち込んだとても、浴槽水の遊離残留塩素が常に0.4mg/L以上(静岡県条例)に保たれていれば、細菌やウィルスの増殖を抑え、殺菌消毒されていることが確認できます。

また、塩素を注入しても、はじめは湯水中の汚れや微生物、あるいは水質由来の成分によって塩素が消費されますが、さらに残留塩素が検出されるまで注入した塩素量のことを塩素消費量といい、遊離残留塩素が検出されるまでに要する塩素注入量を塩素要求量といいます。

 

残留塩素濃度の測定にはDPD法が用いられる

残留塩素濃度の測定にはDPD法や吸光光度法、電極法などがありますが、一般的にはDPD法を用いた携帯型簡易測定器が使用されています。

測定の手順は、まず、検水を比色管に採ります。次にリン酸緩衝液、DPD試薬を添加後、発色させます。そして残留塩素濃度によって桃~桃赤色に呈色します。測定器添付の標準比色盤と比色して、測定値を求めるようにします。

試薬添加後1分以内に測定する値が遊離残留塩素となります。アルカリ性の泉質での測定の場合は約6分後の値を求めます。

また、触媒試薬を添加して2分後に比色測定すれば結合残留塩素量が求められます。

 

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