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コロナウイルスとレジオネラ属菌

お元気さまです!本年も宜しくお願い致します。

昨年末まではコロナの感染が抑えられ、穏やかに過ごせていましたが、年明けからオミクロン株の蔓延でざわざわしてきましたね。

 なかなか終息の見えない新型コロナですが、レジオネラもコロナも肺炎を引き起こす病原菌です。

では何が違うのでしょうか?

違いはレジオネラは細菌でコロナはウイルスということです。

①細菌とウイルスの違いはまず、大きさです。細菌は 1mの100万分の1の

大きさで単位はμm(マイクロメーター)ウイルスはさらに小さくて単位はnm(ナノメーター)

細菌の1000分の1ぐらいです。

木と富士山の高さくらいの差でしょうか?

【大きさ】

どちらも非常に小さく、肉眼で見ることはできません。

細菌

細菌は細胞を持ち、自己複製能力を持った微生物です。一つの細胞しか無いので単細胞生物です。

大きさは、通常1mmの1/1000の単位【μm(マイクロメートル)】が用いられます。細菌は光学顕微鏡で見ることができます。

例)ブドウ球菌は、直径約0.8~1.0μmの球状

 

ウイルス

ウイルスは、蛋白質の外殻、内部に遺伝子(DNA、RNA)を持っただけの単純な構造の微生物です。細菌のように栄養を摂取してエネルギーを生産するような生命活動は行いません。

大きさは、細菌よりもはるかに小さく、μmの更に1/1000の単位【nm(ナノメートル)】が用いられます。ウイルスを見るには電子顕微鏡が必要です。

細胞を宿主にするため、ウイルスがより小さいのは当然です。

例)ノロウイルスは、直径約30nm

②また細菌はヒトと同じで細胞分裂をして増えますが、ウイルスは自力で増殖することができません。

動植物の細胞のなかに入りこむことで自分のコピーを作っていきます。

コロナウイルスは人を介して感染していきますが、レジオネラ菌は人から人へは感染しません。

【増殖】 

細菌

糖などの栄養と水があり、適切な環境のもとでは、生きた細胞がなくても自分自身で増殖できます。

 

ウイルス

たとえ栄養と水があったとしても、細菌とは異なり、ウイルス単独では生存できません。ウイルスは、自分自身で増殖する能力が無く、生きた細胞の中でしか増殖できませんので、他の生物を宿主にして自己を複製することでのみ増殖します。

ウイルスが感染した細胞は、ウイルスが増殖して多量のウイルスが細胞外に出てくるため死滅します。そして、その増殖したウイルスがまた他の細胞に入り込んで増殖を続けます。そのため、宿主の細胞が次々と死滅してゆくことで生物は耐えることができずに死亡に至るわけです。すなわち、ウイルスにとって、他の個体へ感染させ続けることが生き残るための必須条件です。感染力はウイルスにより異なります。

③治療法も全く違います。

【治療法】

 細菌

例外はありますが、一般的にペニシリンなどの抗生物質(細菌の細胞などを攻撃することができる薬)が有効です。

抗生物質は、多細胞生物である生物が真核細胞(遺伝子が膜で覆われている)であるのに対し、細菌が原核細胞(遺伝子が膜で覆われていない)であるため、その異なる性質を利用して細菌にだけに効くようにした薬です。

 

ウイルス

抗生物質は効力はありません。一部インフルエンザウイルスなどに有効な抗ウイルス剤(ウイルスの増殖を抑制する薬)があります。

ワクチンは、無毒化したウイルスを体内に入れて免疫力を高め、実際に感染したときに急激にウイルスが増殖することを抑えます。 

 この様な違いがあります。

どちらも特性を熟知し、しっかりとした対策を立てて対応しましょう!

レジオネラ属菌の検査は東工業にお任せ下さい! 

 

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 浴槽水4項目検査   税込7,700円

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