アリスの部屋
★有効塩素と残留塩素の違いについてのお話★
お元気さまです!!
本日は有効塩素と残留塩素の違いをお話をいたします。
【有効塩素と残留塩素の違いについて】
殺菌効力のある塩素系薬剤を有効塩素といいます。
塩素系薬剤が水に溶解した時にできる次亜塩素酸(HC1O)や、次亜塩素酸イオン(C1O¯)も有効塩素です。
性質は異なりますが、クロラミンも有効塩素です。
一方、水に溶解した場合に塩化物イオン(C1¯)となる塩化ナトリウムなどの無機塩化物や有機化合物と結合した
有機の塩素化合物の大半は反応性に乏しく消毒効果が期待できないため、有効塩素ではありません。
塩素が水中で殺菌作用を起こしたり、汚染物と反応したり紫外線の作用で分解した後に、
なお残留している有効塩素を残留塩素といいます。
残留塩素には、遊離塩素と結合塩素があります。
次亜塩素酸(HC1O)や次亜塩素酸イオン(C1O¯)を遊離塩素と呼び、クロラミンを結合塩素と呼びます。
遊離(あるいは結合)塩素、遊離型塩素、遊離有効塩素、遊離残留塩素などの用語はすべて同じ意味で使われています。
残留塩素を測定する場合、遊離塩素のみを測定する他、遊離塩素と結合塩素との合計量を測定することができますが、
これを総塩素あるいは総残留塩素と呼びます。
総塩素から遊離塩素を差し引いたものが結合塩素となります。(遊離塩素+結合塩素=総塩素)
また、測定した塩素量を表す時は遊離(あるいは結合・総)塩素濃度(mg/L)と呼びます。
なお、浴槽水の塩素を測定する場合多くは遊離残留塩素を対象としますが、モノクロラミンを消毒に用いる場合など必要により
総塩素(結合塩素を算出)、アンモニア性窒素も測定し塩素消毒の状態を確認します。
(厚生労働省のHP「循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアル」参照 https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000577571.pdf)
レジオネラ属菌検査 税込み5,500円
浴槽水4項目検査 税込7,700円
原水等6項目検査 税込8,250円
安く・早く・正確にをモットーに行っております。