アリスの部屋
★浴槽設備の管理での注意点のお話★
お元気さまです!!
本日は浴槽設備の管理での注意点のお話をいたします。
①露天風呂
露天風呂は常時、レジオネラ属菌の汚染の機会にさらされているため浴槽の湯は常に満杯状態
とし、溢水を図り浮遊物の除去に努める必要があります。
露天風呂の周囲に植栽がある場合は、浴槽に土が入り込まないよう注意してください。
循環してろ過された湯水を使用していない浴槽水や毎日完全換水型浴槽水は毎日完全に換水し、
連日使用型循環浴槽水は、1週間に1回以上定期的に完全換水し浴槽の消毒・清掃
を行います。
内湯と露天風呂の間は、配管を通じて露天風呂の湯が内湯に混じることのないように注意する
必要があります。
②酸性温泉と食塩泉
酸性温泉の中には、レジオネラ属菌が検出されず逆に殺菌作用のある泉質があり、
レジオネラの検査が条例により免除されている場合があります。
ただし、温泉の泉質は補給水の注入や循環ろ過の継続、入力者の増減によてって変化し
決して不変ではありません。
そのため、現行の細菌検査方法でレジオネラ属菌が検出されない場合でも、定期的に保守・管理
を行うことが重要です。
試験管内の実験では、3%食塩の存在下でレジオネラ属菌は増殖しませんが
食塩泉等の塩化物泉でもレジオネラ属菌がしばしば検出されます。
外部の食塩濃度が、アメーバの中ではレジオネラ属菌の増殖にあまり影響していないためと考えられます。
③家庭用循環式浴槽の管理
家庭用循環式浴槽の日々の管理に関しては、特に基準ががあるわけではありません。
その使用にあたっては、上記の管理方法を参考にして事故を未然に防ぐことが大切です。
(厚生労働省のHP「循環式浴槽におけるレジオネラ症防止対策マニュアル」参照 https://www.mhlw.go.jp/content/11130500/000577571.pdf)
レジオネラ属菌検査 税込み5,500円
浴槽水4項目検査 税込7,700円
原水等6項目検査 税込8,250円
安く・早く・正確にをモットーに行っております。