ガーデニングでレジオネラ症に感染

お元気さまです！！

さて、今日はガーデニングでレジオネラ菌に感染というお話です。

暖かくなり庭に出て、ガーデニングを始める方も多いと思います。

2017年の新しい感染症を扱う学術誌に載った論文です。

アメリカのロングビーチでレジオネラ症に感染し、入院した31人に対して

いろいろな聞き込みをした結果、ほぼ全員が3週間以内にガーデニングの作業をしていた

事が判明したそうです。

作業で購入した堆肥にレジオネラ菌が混入していたとのこと。

ガーデニングをするときに気を付ける事は、

①堆肥を開封するときは顔の正面で開けないこと。

②袋を動かす時は高く持ち上げない。

③こまめに手を洗う。

だそうです。

今回の論文で注目することは、マスクと手袋の効果が見られなかったということです。

が、マスクの性能やつけ方が適正だったかは疑問です。。。

有効な抗菌治療がなされないと致死率60％～70％に増加しますが、適切な治療が

されれば致死率7%程度だそうです。

ガーデニング後2～10日で風邪のような症状が出たら、レジオネラ症を疑って

病院で検査をしてみてはいかがでしょうか？

　レジオネラ属菌検査　税込み5,500円