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レジオネラ属菌の殺菌法について 

お元気様です!

 

本日は「冷却水系におけるレジオネラ属菌の殺菌法 」をご紹介します。

●物理清掃(冷却塔の清掃、冷凍機の清掃、水の入替え)

冷却塔の下部水槽、充填材などの汚れをデッキブラシやジェット洗浄によって落とし、水の入れ替えを行な

ってください。頻度は汚れの程度に応じて行いますが、毎月1回程度が一般的です。

冷凍機は、定期点検時に鉄交換器の銅チューブをブラシ又はジェットで洗浄してください。

なお、清掃に際してはエアロゾルなどを吸入しないようにするため、保護マスク保護メガネゴム手袋等

を着用してください。

スライムを除去することはレジオネラ属菌の除去対策として重要ですが、これらの作業では、冷却水の水管

内のスライムは完全には除去されません。

 

●化学洗浄の必要性、目的

冷却水系の機器や配管の壁面には、スライムが付着しています。レジオネラ属菌はスライム中で増殖するの

で、それらを除去することは、レジオネラ属菌を元から断つ意味で重要です。冷却水系の隅々までスライム

を除去するために、化学洗浄を行ないます。洗浄時期は、冷却塔の運転開始時、終了時、レジオネラ属菌数

102CFU/100mL以上検出した場合などです。

化学洗浄により、スライムの殺菌、剝離除去を行なうことで、その後の抗レジオネラ薬剤によるレジオネラ

属菌の殺菌が効果的になります。これはスライムによる殺菌剤成分の消費が無くなるためです。

 

●継続的な殺菌処理の必要性、目的

化学洗浄をすると一旦冷却水系は殺菌されますが、その後無処理のまま放置しますと、1~2週間程度でレジ

オネラ属菌が洗浄前の状態に戻ります。

レジオネラ属菌を102CFU/100mL未満に維持するためには、継続的な殺菌処理が必要です。

従って、冷却水のレジオネラ属菌の殺菌対策は、定期的な化学洗浄と継続的な殺菌処理を組み合わせて行う

ことが効果的です。

 

●維持管理に関する防止策

日常の維持管理としては以下の方法により、レジオネラ属菌数の抑制およびレジオネラ症の防止を図ること

が出来ます。

 

(抗レジオネラ用空調水処理剤協議会のHP「レジオネラ症防止対策」参照)

 https://www.legikyo.gr.jp/taisaku/taisaku1.html

 

レジオネラ属菌検査 税込み5,500円

浴槽水4項目検査   税込み7,700円

原水等6項目検査   税込み8,250円

安く・早く・正確にをモットーに行っております。

 

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