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レジオネラ菌に6人集団感染、1人死亡、病院の冷却塔から感染

お元気様です!

大分前の記事ですが、冷却塔の死亡事故が目に留まったのでお伝えします。

「宮城県は7月19日、大崎市古川旭2丁目の永仁会病院を利用していた40~90代の男女6人がレジオネラ属菌に集団感染し、うち80代の男性が死亡したと発表した。県が調べたところ、同病院の空調設備からレジオネラ属菌が検出され、改善を求める行政指導を行った。詳しい原因も調べている。

県によると、同病院は医療法人「永仁会」が運営する。大崎保健所が、6月28日~7月14日に受け付けた6人のレジオネラ症患者の届け出を調べたところ、6人のうち3人が同病院に通院し、残りの3人は入院患者だった。

6人のうち80代の男性は7月1日に亡くなり、40代の女性は重症で、入院中だという。4人は入院するなどしたが快方に向かっているという。

同病院の空調設備から目安値の68万~97万倍のレジオネラ属菌が検出されたほか、6人のうち3人の感染者から検出されたものと同種の菌だったことも判明した。県は感染源を特定するため、菌の遺伝子の解析による詳しい検査を進めているという。

県によると、レジオネラ属菌は土壌や淡水に生息し、36度前後で最も繁殖する。感染すると、高熱や寒気、呼吸困難など重症になる恐れもある。

県は同病院を利用した人で、レジオネラ症が疑われる症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診するよう呼びかけている。

入通院患者6人がレジオネラ菌に感染し、1人が死亡したことを受け、永仁会病院は19日夕、大崎市内で記者会見を開き、宮下英士理事長が「患者の6人に本当に申し訳ない」と謝罪した。菌が大量に検出された空調設備は「例年通り整備していた」として、原因は分からないものの、衛生管理の徹底を図るとした。

感染源の疑いのある空調設備は、病院屋上に設置された「冷却塔」。院内の別の空調設備を冷やすための水を冷却する装置だ。

大崎保健所は、この冷却塔から、安全とされる目安を68万~97万倍上回るレジオネラ属菌を検出した。水の冷却は塔内のファンを回して行うため、水が粒子状になって外部に舞う。新型コロナ対策の換気で開放されていた病室の窓などから汚染された水が入り、感染につながったとみている。

5日の保健所の調査では塔の水槽に藻が生えているのが確認されたという。

冷却塔について、厚生労働省は2003年の指針で、月1回の汚れの点検と必要に応じた清掃や、年1回の換水などを「衛生上必要な措置」と定めている。

病院側はこれまで、毎年1回換水し、冷房を使い終わる10月と、使い始める5月ごろに病院職員がデッキブラシなどで清掃していたと説明。今年も5月に清掃したという。

しかし冷却塔の動作確認を毎月する際、塔内に藻が生えているのが目視で分かっても放置することがあったという。担当者が5月以降に塔内を目視した時に藻があったかは、「分からない」としている。

鈴木智裕事務長は会見で、「藻が生えていても、自動注入される薬剤で安全性は保たれると思っていた」と述べた。21、22年の7月に病院が行った調査では、菌は安全目安以下だったといい、「なぜ今回このような数値が出たのか、原因調査を保健所にお願いした」とする。

冷却塔はすでに清掃、殺菌したとして、病院は運営を続けている。今後は、菌の検査を毎月1回に増やすなどの対策を講じる。新たな感染者が出た場合は、他の病院と協力して対応するという。」朝日新聞デジタル 2023年7月20日 10時45分

冷却塔からもこのような形で感染するのだと驚きました。

冷却塔も正しい清掃と殺菌、検査が必須です。

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