アリスの部屋
塩素系薬剤で浴槽水を消毒する場合の計算方法について
お元気様です!
今回は塩素系薬剤を使った場合にお風呂の大きさに対してどれくらいの量を入れたらよいのか
その計算方法をお知らせします。
まず、薬剤の添加量は、入浴者数・循環式浴槽の形態・仕様・ろ材などの汚れ状況・
水質などにより塩素の消費量が異なるため湯量からでは一概に決めることは難しいのです。
浴槽水の遊離残留塩素を測定しながら、量を決めなければいけません。
またアンモニア性窒素が存在すると、およそ10倍程度の塩素が消費されるので
注意が必要です。
遊離残留塩素の消費が全くないことを条件に湯量から求めた塩素系薬剤の添加量の
算出例を以下に示します。
湯量:10㎥ 使用薬剤:有効塩素濃度12%の次亜塩素酸ナトリウム溶液
遊離残留塩素濃度を0.4mg/lにする場合
0.4mg/l ×10㎥=4g (≒4ml)
4ml×100/12=33.3ml
12%の塩素系薬剤を33.3ml添加する
これはあくまでも理論値です。
一日に何度も塩素濃度を測定しながら入浴客が多い場合は量を増やするなど、
経験値で決めていく必要があります。
レジオネラ対策には塩素消毒が有効です。
適量な塩素量を知り、レジオネラ属菌のいない安全な温泉にしましょう!
お客様の安心・安全のために施設管理を徹底しましょう!!
レジオネラ属菌検査 税込み5,500円
浴槽水4項目検査 税込み7,700円
原水等6項目検査 税込み8,250円
安く・早く・正確にをモットーに行っております。