アリスの部屋
抗レジオネラ空調水処理剤を効果的にご使用頂くために ~part1~
お元気様です!
本日は「抗レジオネラ空調水処理剤を効果的にご使用頂くために」をご紹介します。
抗レジオネラ空調水処理剤協議会登録品を(以下、抗レジオネラ薬剤)を使用しても約7%(2017年度調査
)の冷却水系でレジオネラ属菌が検出されています。これは、様々な要因によってレジオネラ属菌の抑制に
必要な有効成分が保持されないことによるもので、抗レジオネラ薬剤を効果的にご使用戴くためのポイント
を記載します。※具体的対策については協議会会員各社にご相談ください。
●当初から薬剤添加量や濃度が不足する場合
1)薬注装置の維持管理不良
(原因)抗レジオネラ薬剤を薬注装置で添加している場合、薬注ポンプのエアーロック、薬剤の補充忘
れ、他の故障により薬注されない、あるいは薬注ポンプ吐出量の過少設定の結果、計画濃度が
冷却水系に保持されていない場合があります。
(対策)日常管理で薬注ポンプの稼働・吐出量、薬液タンク残液の点検を行い、処理計画通りの量が添
加されていることを確認してください。
2)冷却水系保有水量の過少見積り
(原因)抗レジオネラ薬剤を間欠添加する場合、保有水量が過少に想定されていれば、添加量(濃度)
不足を招きます。
(対策)冷却水系全体の正確な保有水量を確認し、保有水量に対して適切量を算出して添加してくださ
い。
3)停止系統の問題
(原因)抗レジオネラ薬剤を添加しても循環ポンプが稼働していない系には行き渡らず、レジオネラ属
菌が検出される場合があります。
(対策)このような冷却水系の場合は、定期的に全ての循環ポンプを稼働して、全体に有効成分を行き
渡らせてください。
(抗レジオネラ用空調水処理剤協議会のHP「レジオネラ症防止対策」参照)
https://www.legikyo.gr.jp/taisaku/taisaku2.html
レジオネラ属菌検査 税込み5,500円
浴槽水4項目検査 税込み7,700円
原水等6項目検査 税込み8,250円
安く・早く・正確にをモットーに行っております。