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高齢者利用施設もレジオネラ症対策をしっかり!

お元気様です!

6月に入りました。

今日は、初夏を思わせるような晴天です。

梅雨入り前のプレゼントのようですね。

そんな中、米朝首脳会談が6月12日に予定通りに行われるというニュースが入ってきました。

肉親の帰りを待ちわびる拉致被害者家族のみなさんへのプレゼントになることを心から祈ります。

 さて、今日は介護保険施設などの高齢者利用施設のレジオネラ症リスクと管理についてです。

レジオネラ症には、かかりやすいリスクというものがあります。

リスクが高いのは、免疫力が落ちた人です。

高齢者やもともと病気があって抵抗力が落ちている人がそれにあたります。

特に比較的レジオネラ症にかかりやすい病気に、糖尿病やがんなどがあります。

というわけで、高齢者利用施設はレジオネラ症対策を万全にする必要がありますが、

高齢者利用施設管理者様のレジオネラ症に対する知識や意識がそこまで高まっていないのが現状です。

衛生管理基準は、以下の通りです。

①浴槽水は、1日につき1回以上換水すること。ただし、これにより難い場合にあっては、1週間に1回以上換水すること。

②前号ただし書の規定に関わらず、浴槽に気泡発生装置等のエアロゾルが発生するおそれのあるものを使用している場合は、当該浴槽の浴槽水を1日につき1回以上換水すること。

③ろ過器は、1週間に1回以上逆洗浄を行い、ろ材に付着した生物膜等の汚れを除去するとともに、内部の消毒を行うこと。

④循環配管は、1週間に1回以上内部の消毒を行うこと。

⑤集毛器は、毎日清掃を行うこと。

⑥浴槽水は、塩素系薬剤により消毒を行い、遊離残留塩素濃度が1リットルにつき0.4ミリグラム以上になるようにたもつこと。

⑦浴槽水のレジオネラ属菌に係る水質検査は、浴槽ごとに1年につき1回以上行うこととし、1日につき1回以上換水しない浴槽水にあっては、当該検査を1年につき2回以上行うよう努めること。

⑧貯湯槽内の湯を摂氏60度以上に保つこと。

⑨貯湯槽は、1年につき1回以上内部の清掃及び消毒を行うこと。

⑩循環浴槽シャワーの循環給湯水については、末端の給湯栓において摂氏55度以上に保つこと。

 ただし、これにより難い場合にあっては、末端の給湯栓において、遊離残留塩素が1リットルにつき0.1ミリグラム以上になるように保つこと。

                 出典「高齢者利用施設の循環型浴槽等に係るレジオネラ症防止対策要綱について」

高齢者の利用者様の命を守るためには、このような管理をやってもやりすぎということは無いようです。

レジオネラ症リスクの高い高齢者を守るべく、管理の徹底をお願い致します!

                                                             

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