アリスの部屋
レジオネラ症の起源
お元気様です(^-^)
今日は、「嵐」や「SMAP」など多くの男性アイドルグループを輩出した音楽プロデューサーで、
芸能事務所「ジャニーズ事務所」創業者で社長のジャニー喜多川さんが7月9日、
くも膜下出血のため東京都内の病院で死去したという訃報が朝からテレビを独占していました。
オリコン調べによるとジャニーズ事務所作品の、シングル1位獲得作品数は実に439作品にのぼり、
総売上枚数は1億4821万枚になります。
昭和から平成にかけ、数々の男性グループや、歌手、タレントをプロデュースし、
国民的な存在へ育て上げたジャニー喜多川社長が日本に与えていた影響がどれほど大きかったのか実感します。
さて、本題です。
今回は「レジオネラ症の起源」をご紹介します。
1976年に米国フィラデルフィアのホテルで開催された在郷軍人会に
参加していた人たちが肺炎になったことから、在郷軍人病といわれました。
英語では「Legionnaires’ disease」であり、
ここから「レジオネラ症」と呼ばれるようになりました。
この集団感染事件について、十分な原因の解明はまだなされていません。
しかし、推定では空調機のエアロゾルが原因とされており、
屋上に設置されていた冷却塔の冷却水へ、土ぼこりとともにレジオネラ属菌が入ったものであると考えられています。
冷却塔は、ビルなどの冷房に利用する冷却水を繰り返しりようできるよう、
いったん室内を冷やして温度が上がった冷却水を再び冷やす設備です。
問題なのは、開放型の冷却塔ではレジオネラ属菌を含んだ土ぼこりが冷却水へ入ってしまうこと。
フィラデルフィアの集団感染事件では、レジオネラ属菌が冷却塔で増殖したと推測されています。
そうして増殖したレジオネラ属菌が風にのって運ばれ、一部がビルの空気取り入れ口から空調機を通して各部屋へ、
また、一部がホテル付近を歩いていた人の上に落ちてゆき、それらを吸い込んだ人が肺炎に罹患したと考えられています。
夏は、レジオネラ症を発症する人が増えるので、施設管理を徹底しましょう!!