アリスの部屋
営業再開時の注意点
お元気様です!
新型コロナウイルスの抑え込みに成功しつつあった韓国ソウル市内のクラブで、集団感染が発生し
感染者が40人、クラブ感染者と接触した人は1900人以上にのぼるとの事です。
第2波です。
コロナ感染症を防ぐために『3密』がいかに大事でありいかに有効かよくわかりますね。
施設内の換気能力を上げる、入場制限をする、人と人との距離を取らせる など
施設側は今までと全く同じ営業では絶対に危ないということを肝に銘じていただきたと思います。
さて、本題です。
本日は「新型コロナウイルスの影響で休業している入浴施設の皆様へ再開時のレジオネラ対策」に
ついてお話します。
長期休業している入浴施設では、レジオネラ発生の危険が高まります。
配管に浴槽水が滞留し、つまり水たまりのような感じのところがあると、そこで生物膜や菌が増えて
しまいます。
再開前は・・・
1.装置と配管を洗浄・消毒をし生物膜を取ってください。
2.浴槽を清掃してください。
3.浴槽にお湯をはりレジオネラ菌の検査をしてください。
再開時は・・・
1.残留塩素濃度をこまめにはかり、0.4mg/l以上保ってください。
2.貯湯槽内の温度を60℃以上に保ってください。
3.レジオネラ検査の結果が出るまでは、毎日お湯を抜き清掃をしてください。
4.気泡発生装置の使用は検査結果が出てからにしてください。
再開時は、レジオネラ集団感染が絶対におこらによう普段以上に気を引き締めましょう!
お客様の安心安全のために、施設管理を徹底しましょう!!