アリスの部屋
レジオネラ属菌は夏が大好き!
お元気様です!
新型コロナウイルス対策として、厚生労働省の公式アプリ「COCOA」が公開されました。
「COCOA」は新型コロナウイルスの感染者との濃厚接触の可能性を知らせる接触確認アプリで、
感染拡大を防ぐ「クラスター対策」の一つに位置づけられ、多くの人が使うほど、感染拡大の防止効果が期待されるそう。
「COCOA」を使うメリットは、
接触の可能性を早く伝えることで、接触した人が、検査の受診など保健所のサポートを早く受けられることだそうです。
感染拡大を防ぐために、利用していきましょう。
さて、本題です。
レジオネラ属菌の発育最適温度は36℃前後。
レジオネラ属菌は夏が大好きです。
本日は「夏のレジオネラ属菌の対策」についてお伝えします!
<要注意ポイント>
①シャワーヘッド
シャワーヘッドには湯が滞留します。したがってぬめりができやすく、場合によってはレジオネラ属菌の発生があります。
ヘッドの先端を取外し、月に1~2回、内部の掃除をすることが菌の発生を防ぐことにつながります。
なお、清掃後は濃度5~10mg/lの塩素剤を入れたバケツにヘッド部分を1時間位つけ置きします。
つけ置き後は塩素剤を水でよく流して下さい。
また、長期間の使用でヘッドの汚れが取れにくくなったら交換時期です。
②夏場の露天風呂
◎晴天時に紫外線が強く水温が高くなる場合や入浴者が多く通常より汚れる場合、残留塩素は通常の1.5~2倍量消費されます。
こまめに残留塩素を測定し、常に適切な塩素濃度を保つよう注意が必要です。
◎露天風呂は、常時、レジオネラ属菌の汚染の機会にさらされているため、浴槽の湯は常に満杯状態とし、溢水を図り、浮遊物の除去に努めましょう。
◎露天風呂の湯が配管を通じて、内湯に混じる構造の循環配管は、露天風呂の塩素濃度管理に注意しましょう。
③冷却塔
冷房が必要な6月~10月にかけては、冷却塔の稼働率が高まると同時に冷却水中のレジオネラ属菌数も増加します。
レジオネラ属菌の発育最適温度は36℃前後なので、やはり夏は要注意です!
定期的に消毒をおこない、レジオネラ属菌が繁殖していないか検査で確認しましょう!
お客様の安心安全のため施設管理の徹底をお願いします!!
夏は、レジオネラ症を発症する人が増えるので、施設管理を徹底しましょう!!
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