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「かけ流し」だから大丈夫は間違いです!

お元気様です!

梅雨はなかなか明けず、東京はコロナの感染者数が増加を続ける中、

明るいニュースがありました。

7月16日(木)、将棋の藤井聡太七段(17)が、渡辺明棋聖に勝ち、3勝1敗で棋聖を奪取したそうです。

17歳11ヵ月での最年少タイトル獲得は30年ぶりの記録更新とのこと。

最近は、和服姿で対局するようになり、あの落ち着きはとても17歳とは思えないもの。

道を究めることが人格を作るのだと思います。

彼が将来どのように立派になっていくか、楽しみですね!

 さて、今回は「かけ流し」のお風呂の話です。

「かけ流し」とは

1.新しい湯を常に浴槽に注いでいること
2.注がれた分だけの湯が浴槽の外にあふれていること
3.あふれた湯は決して浴槽に戻さないこと
4.湯量の不足を補うために、浴槽内で循環ろ過させないこと

 (copyright© 2011 日本源泉かけ流し温泉協会)

との事です。 

 最近では、浴槽水を循環ろ過殺菌などで処理をするのが一般的になりました。

しかし、その管理が十分に行われていないために、レジオネラ属菌などによる汚染が大きな問題となっています。

その時に、循環ろ過殺菌は好ましくないことがわかってきて、昔からのかけ流し方式(オーバーフロー方式)が復活する傾向にあります。

しかし、日本の温泉がかけ流し方式であった頃の浴槽の汚染状態を調べてみると、現在と比べて細菌数が多く、以前はかなりの温泉が汚れていたことがわかります。

掛け流し方式は循環方式と違い配管によどみが出来にくく(よどみがレジオネラ属菌の住み家になる)

お湯が常時流れているので、衛生的に感じられますよね。そのため清掃の頻度が下がり、ぬめりが発生します。

このぬめりの中でレジオネラ属菌が増殖するのです。

また、塩素消毒をしても、常にお湯が流れ出ているので、塩素が薄まり十分な濃度にならないのです。

かけ流し方式であっても、毎日お湯を抜き、塩素剤で消毒するなどの適正な管理が必須なのです。

「かけ流し」だからといって安心することなく、適性な管理・検査をしましょう!

 

 

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