アリスの部屋
バイオフィルム(ぬめり)は化学洗浄で除去する
お元気様です!
台風14号が発生してますね。
奄美地方では9日にかけて、西日本、東日本は10日にかけて非常に強い風が吹き、強烈なしけとなる予報です。
高波に厳重に警戒し、暴風、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒していきましょう!!
また、気温もだいぶ下がってきています。外出時の服装にも、気をつけていきましょうね。
さて、本題です。
今日はレジオネラ属菌の温床ともされる「バイオフィルム(ぬめり)」について対処方法をお話しします。
配管や機器(ろ過器、熱交換器、ボイラーなど)内部に、バイオフィルムが付着していると、浴槽をいくらきれいにしても、水野循環でバイオフィルム中に生息するレジオネラ属菌が供給されます。浴槽壁をブラシなどによって物理的に清掃することは大切ですが、パイプ壁の物理的清掃は困難です。これらのバイオフィルムを除去するためには、次亜塩素酸や過酸化水素などの薬品による化学洗浄を行います。
そのほかにレジオネラ属菌の増殖しやすい設備としては、浴槽オーバーフロー回収槽、湯湿調節箱、原泉貯槽、貯湯タンクなどがあります。これらの設備内にバイオフィルムを生成させないためには、定期的な清掃が最も大切です。オーバーフロー回収槽や湯湿調節箱では、清掃に加えて塩素剤を循環系とは別途に添加することなどが行われます。原泉貯槽、貯湯タンクでは、レジオネラ属菌が生存できない60℃以上に水温を維持するようにします。
ぬめりを作らない衛生管理を徹底していきましょう!!
東工業では、残留塩素測定器、DPD試薬、殺菌、消毒用薬剤を販売しています。
宜しければ、衛生管理薬剤のページもご覧ください。
定期的な清掃で健康を守りましょう!!