入浴施設営業再開時には注意が必要です！

お元気様です！

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編が10月16日に公開され、歴史的大ヒットになっていることが話題になっています。

公開から最初の3日間だけで興行収入は46億円を突破。観客動員数も342万人を超え、これまでに日本国内で公開された映画の土日の興行収入・動員の歴代1位を記録するという“予想をはるかに超えた驚異のスタート”をみせたのです。その後、10日間で史上最速での興行収入100億円を突破したそうです。凄いですね！

「鬼滅の刃」ブームはまだまだ盛り上がりそうです。

コロナの閉塞感を打破して、劇場の盛り上がりやあらゆる年代の方々の気持ちが前向きな方向へ向いてゆくきっかけになっているようで、とても嬉しいですね。

私も映画館へ見に行こうと思います！！

　さて、今回は、コロナで営業を停止されていた入浴施設様への再開に向けたアドバイスです。

「水がもったいない」より安全第一

・水を長期間使用していないと貯水槽内の水は滞留し残留塩素が消失します。

・レジオネラ属菌等の微生物は通気管から侵入し、塩素が無いと貯水槽の中で増殖します。

・貯水槽の水を捨てるのは「もったいない」けれど、新しい水に全部取り替えましょう。

・水を入れ替えたら、蛇口を開けて配管内の水も排出しましょう。

・上記は、貯湯槽も同じで、貯湯槽は貯水槽よりも細菌類が増えやすいので、さらなる注意が必要です。

＜作業手順＞

１．貯水槽に新しい水を供給する。

２．満水になったら、給水ポンプを始動して給水管に水を送る。

３．貯水槽に近い蛇口から順に水を流す。

４．末端水栓で貯水槽と同じ位の残留塩素が確認できれば大丈夫！

５．貯湯槽も同じ手順を行う。

６．蛇口やシャワー水栓にごみが詰まるので、ストレーナーを取り外して清掃する。

　　　　　　　　　　　　　　（NPO入浴施設衛生管理推進協議会　WEBセミナー（6月15日）より）