アリスの部屋
冷却塔を使用するにあたって
お元気さまです!!
空調冷却塔は、6月から9月頃まで使用され、その水温は15℃から30℃を超え、レジオネラ属菌にとって最適温になります。
冷却水には藻類や原生動物、多くの細菌が生息しており、レジオネラ属菌によって生息しやすい条件がそろいます。
対策としては、専門業者による日常の維持管理が重要です。月1回の冷却塔の洗浄とレジオネラ属菌の定期的な検査を行います。
洗浄には過酸化水素、殺菌剤または塩酸、有機酸等の薬剤を使用し、洗浄後に抗レジオネラ用空調水処理剤を投入します。
厚生労働省 レジオネラ対策のホームページ (厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生課)
日本では入浴施設でのレジオネラ感染が話題になりますが、外国では冷却塔の汚染による集団感染も見受けられます。
東京都の冷却塔のレジオネラ菌を調査したところ688検体中290検体(42.2%)から
レジオネラ菌が検出されたというデータもあります。(東京健安研セ年報 Ann. Rep. Tokyo Metr. Inst. Pub. Health, 63, 275-280, 2012)
入浴施設と違い直接エアロゾルを吸引する可能性は低いですが、殺菌・洗浄等の対策を講じなければ、集団感染は起きます。
そうならないために、早め早めの対策をお願いいたします!
レジオネラ属菌検査 税込み5,500円
浴槽水4項目検査 税込7,700円
原水等6項目検査 税込8,250円
安く・早く・正確にをモットーに行っております。