アリスの部屋
レジオネラ属菌の感染源・感染経路は?
お元気さまです!!
今回は、レジオネラ肺炎の感染源・感染経路についてお話しします。
◆感染源・感染経路
レジオネラ肺炎は通常レジオネラ属菌を含んだ直系5μm以下のエアロゾル(飛沫水留)を吸入する事により起こる気道感染症です。
レジオネラ属菌は本来、土壌や河川・湖沼などの自然界に生息する環境細菌ですが、冷却塔水や循環式浴槽など、水温が20度以上の人工環境水では、アメーバ・繊毛虫などの細菌を餌とする原生生物が生息し、これらの細胞に取り込まれたレジオネラ属菌は、死滅することなく細胞内で増殖し、その菌数は通常、水100mlあたり10~100個、多いときには100万個に達します。
循環式浴槽水では、何日も同じ水を循環して使い、温度がレジオネラ属菌の繁殖に適した温度20~50℃で、さらにそれらの水がエアロゾルやミスト(霧)となり、呼吸時に肺に入る恐れのある場所(打たせ湯、シャワー、ジャグジーなど)がもっとも危険といわれています。また、浴槽内で溺れて汚染水を呼吸器に吸込んだ時などに感染・発病した例や、汚染水の直接接触で外傷が化膿し、皮膚腫瘍になったり、温泉水を毎日飲んで発症した例もあります。
【 レジオネラ属菌に汚染された自然環境水・人工環境水】
エアロゾルの吸入⇒汚染水の吸入⇒肺⇒肺胞⇒マクロファージ内増殖
⇒タンパク分解酵素⇒肺組織を破壊⇒肺 炎
エアロゾルやミストが発生する場所が要注意です。
お客様の安心安全のために、施設管理を徹底しましょう!!
レジオネラ属菌検査 税込み5,500円
浴槽水4項目検査 税込7,700円
原水等6項目検査 税込8,250円
安く・早く・正確にをモットーに行っております。