アリスの部屋
冷却水系とレジオネラ属菌について ~part1~
お元気様です!
本日は「冷却水系とレジオネラ属菌について ~part1~ 」をご紹介します。
建築物の冷却水は、空調用冷凍機の冷却塔に用いられます。冷却水の水温は一般的に10~40℃であると言わ
れています。
レジオネラ属菌の発育至敵温度は36℃前後(発育可能温度は25~43℃)で、60℃までは生存可能とされて
います。5月から9月にかけて冷却水の温度はレジオネラ属菌繁殖の最適温度に近づきます。
1.冷却水系でのレジオネラ属菌の増殖
レジオネラ属菌は、自然界の土・河川水・井戸水・湖水に広く分布しています。そこでの検出率、菌数レ
ベルは高くありません。それに対して、冷却水系は溶存酸素も豊富であり、温度・phとも増殖する条件を満
たしています。
2.冷却水系でのレジオネラ属菌の生息環境
冷却水系内、特に冷却塔本体や配管壁面にスライム汚染やバイオフィルム(細菌類、原生動物などの微生
物から分泌される粘性を帯びた付着物)が発生する環境は、レジオネラ属菌の増殖を助長していると考えら
れます。
従って、スライムが発生している冷却水系はレジオネラ属菌が定着し、増殖する危険性が高い環境といえま
す。
(抗レジオネラ用空調水処理剤協議会のHP「レジオネラ症防止対策」参照)
https://www.legikyo.gr.jp/taisaku/taisaku1.html
レジオネラ属菌検査 税込み5,500円
浴槽水4項目検査 税込み7,700円
原水等6項目検査 税込み8,250円
安く・早く・正確にをモットーに行っております。