アリスの部屋
レジオネラ属菌の殺菌法について part3
お元気様です!
本日は「継続的な殺菌処理」をご紹介します。
●多機能型薬剤
多機能型薬剤は総合水処理剤あるいは複合水処理剤などと呼ばれ、スケール防止剤、腐食防止剤、スライム
コントロール剤とレジオネラ属菌の殺菌剤(又は抑制剤)を含有するものです(スライムコントレール剤と
殺菌剤、抑制剤が同一薬剤の場合もあります)。多機能型薬剤は薬注装置を使用し、連続的に注入して、そ
の効果を発揮します。
(1)タイプ分け
殺菌型薬剤:その薬剤自体が菌数を減少させるタイプ
抑制型薬剤:化学洗浄などにより一旦菌数を低下させてから使用し、菌数増加を抑制するタイプ
(2)薬剤の注入方法
①冷却塔の化学洗浄を行なったのち、冷却塔水槽に多機能型薬剤を初期投入します。
②冷却塔の運転開始時、薬液注入ポンプを稼働させ、薬剤を連続的に所定の場所に注入します。
③薬剤の注入量は補給水量比例方式、冷却塔運転時タイマー抑制方式、薬剤濃度制御方式等により、冷却
水中の薬剤維持濃度が適正濃度になるように調整します。
④冷却塔の運転期間中、薬剤濃度を分析し薬剤維持濃度を調整します。
⑤なお、初期投入濃度及び維持濃度は薬剤の種類によりことなりますので、個別の水処理計画に基づいて
実施してください。
(抗レジオネラ用空調水処理剤協議会のHP「レジオネラ症防止対策」参照)
https://www.legikyo.gr.jp/taisaku/taisaku2.html
レジオネラ属菌検査 税込み5,500円
浴槽水4項目検査 税込み7,700円
原水等6項目検査 税込み8,250円
安く・早く・正確にをモットーに行っております。