アリスの部屋
レジオネラ属菌の殺菌法について part5 と 薬剤を取り扱う場合の注意事項
お元気様です!
本日は「継続的な殺菌処理」と「薬剤を取り扱う場合の注意事項」ご紹介します。
まずは、「継続的な殺菌処理」part4の続きから
●パック剤
スケール防止剤、腐食防止剤、スライムコントロール剤とレジオネラ属菌の殺菌剤を含有する錠剤等の固形
剤をプラスチック等の容器に入れた形態のものをいい、冷却塔の下部水槽、または散水板に固定して使用し
ます。冷却水中に薬剤が徐々に溶け出す加工がされていて、効果は1~3ヵ月間持続します。
●維持管理にあたり
冷却水系に使用される殺菌剤は、その組成、作用有効濃度は様々です。実際の冷却水での使用にあたっては
添加濃度、接触時間を検討し、処理効果を細菌検査により評価して処理法にフィードバックします。
ます。
次は、「薬剤を取り扱う場合の注意事項」をご紹介します。
●一般的事項
薬剤を取り扱う際は、原則として通常の工業薬剤と同様の注意が必要です。薬剤投入時は保護具を着用し、
飛散に注意して作業してください。万一体などにかかった場合は、速やかに大量の水で洗い流します。
詳細については、安全データーシート(SDS)に基づいて対応してください。
また、抗レジオネラ用空調水処理剤については、安全性及び取り扱い時の注意事項がラベル等に記載され
ていますので、これらの注意事項に沿ってお取り扱いください。
●冷却水ブロー排水の放流
放流時は排水に関連する法律・条例の基準を遵守してください。
●薬剤の保管及び廃棄処理
薬剤はSDSに記載された適切な方法で保管してください。また、薬剤はその種類によって安全に廃棄処理
する方法が異なっています。よって、SDSに記載された処理方法で廃棄処理して下さい。
(参考)排水に関する法律
水質汚濁防止法
湖沼水質保全特別措置法
瀬戸内海環境保全特別措置法
下水道法
特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律
(抗レジオネラ用空調水処理剤協議会のHP「レジオネラ症防止対策」参照)
https://www.legikyo.gr.jp/taisaku/taisaku2.html
レジオネラ属菌検査 税込み5,500円
浴槽水4項目検査 税込み7,700円
原水等6項目検査 税込み8,250円
安く・早く・正確にをモットーに行っております。