アリスの部屋
新潟 “レジオネラ菌感染死亡”病院が医療事故認め遺族と和解
お元気様です!
以前、本欄でも取り上げた病室の蛇口からのレジオネラ肺炎感染事故のその後の報道があったので、お知らせします。
去年、新潟市民病院に入院していた当時70代の女性がレジオネラ菌による肺炎で亡くなり、病院は、ケアに使っていた温水に菌が含まれていた可能性があるとして医療事故だと認め、遺族に2400万円の和解金を支払うことになりました。
新潟市民病院によりますと、去年10月、新潟市の当時70代の女性が新型コロナウイルスによる肺炎で入院して治療を受け、回復傾向にありましたが、入院から10日ほどたったころにレジオネラ菌による肺炎と診断され、その後亡くなったということです。
病院が調べたところ、病室の蛇口からレジオネラ菌が検出され、女性から検出された菌と遺伝子の型が一致したことから、ケアに使っていた温水を介して感染したと見られています。
病室の蛇口はレジオネラ菌の定期的な検査は義務づけられていないということで、病院は、菌の検出を予測することは困難だったとする一方、安全な療養環境を提供する義務を十分に果たしたとは言えないとして、医療事故と認め、遺族に対し2400万円の和解金を支払うことになりました。
病院はことし3月に対策チームを設け、定期的に蛇口のレジオネラ菌の検査を行っているということです。
新潟市民病院の大谷哲也院長は「遺族の皆さまに深くおわび申し上げる。今後、このような事故が起きることがないよう感染防止対策と施設の衛生管理をこれまで以上に徹底するとともに信頼回復に努めていく」とコメントしています。」
病室の蛇口からのレジオネラ感染に和解金とは大変な話だと感じました。レジオネラ属菌はどこにでも存在する菌とはいえ、免疫力の下がった高齢者などへの対応は細心の注意が必要ということですね。
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