アリスの部屋
源泉かけ流しでのレジオネラ症発生の事例
お元気様です!
「源泉掛け流し」と聞くと新鮮なお湯が常時あふれ出て、菌がいたとしても
すぐに流されて清潔なお湯が次から次へと出てくるイメージ、ありますよね。
きょうは、源泉掛け流しで起きたレジオネラ症の事故例についてご紹介いたします。
2020年夏のことです。岩手県のある旅館を利用した県内の60代男性が
レジオネラ肺炎で死亡しました。
男性は8月に同施設の日帰り入浴を利用し、帰宅後体調が悪くなり医療機関に
収容され、死亡が確認されたそうです。
同施設の菌株と男性患者の菌株の遺伝子パターンが一致し同施設で感染したと確定
しました。
施設の11か所を検査し8か所で基準値を超えており最大で6200倍を超えた
か所もあったそうです。
この記事には循環浴槽か掛け流しかの記述はなかったのですが、HPを
確認すると「源泉掛け流し」とうたっていました。
ここの施設の源泉は76.8℃と高く一般に約60℃でレジオネラ菌は死滅すると
いわれているにも関わらず、レジオネラ菌に汚染されていました。
源泉を流す配管は年々古くなり、配管の構造によっては水のよどみが出たりします
(死に水)
「源泉掛け流し」は安全という神話は捨てどんなお風呂に入っても危険と
隣合せであるということを頭の片隅に置いて入浴していただきたいと思います。
レジオネラ属菌検査 税込み5,940円
浴槽水4項目検査 税込み8,250円
原水等6項目検査 税込み9,350円
安く・早く・正確にをモットーに行っております。