アリスの部屋
レジオネラ症の発生事例
お元気さまです!
昨日、九州南部では梅雨明けしたそうです。
ここ沼津でも、今朝からセミが鳴き始め、 暑い夏の兆しが感じられます。
まだ身体が暑さになれていないので、熱中症にはくれぐれもご注意下さい。
さて、今回は、日本でのレジオネラ症の発生の経緯をお知らせします。
日本で初めてレジオネラ肺炎の症例が発見されたのは、1980年のことです。
2人以上の集団発生事例としては、同じ年に福岡市の病院で発生した症例が最初でした。
1994年には東京で、冷却塔が感染源であると思われるボンテアック熱の集団発生が報告され、45人が羅漢しました。 1996年には、大学病院の新生児病棟で4人のレジオネラ肺炎が確認され、うち1人が死亡しました。
2000年には事故が相次ぎました。 静岡県内のレジャー施設で温泉利用者23人が感染し、うち2人が死亡しています。 また、茨城県内の総合福祉施設で入浴した45人が感染し、うち3人が亡くなっています。
これまでで最も死亡者が多かったのは、2002年に宮崎県日向市の入浴施設で発生した集団感染事例です。感染者は295人、うちレジオネラ肺炎が診断で確定されたのは46人、うち死亡者7人にものぼりました。
この事例では、源泉からの湯を循環させて使用する循環式浴槽が感染源でした。施設開業前の体験入浴者からもすでに感染がみられていたようで、開業当時の衛生管理が十分でなかったことが原因といわれています。
このような痛ましい事故が起こらないよう、日常の管理と検査の徹底をお願い致します。
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