アリスの部屋
レジオネラ対策シンポジウムに参加してきました Part2
みなさま お元気さまです!
暑い日が続いておりますが、夏バテなどしておりませんか?
こんな暑い日には、海へ行こう!とお考えの方もいらっしゃいますよね。
そんな中、茨城県の海水浴場で約30匹ものドチザメが現れたというニュースがありました。
浜辺から約10mいう近い場所で見つかったそうです。
海に行かれる方は十分気をつけて下さいね。
では、本題に入ります。
前回参加した、レジオネラシンポジウムの講演会についてお話します。
千葉県衛生研究所の田中智子先生が「千葉県内の温泉水における有効な消毒剤の研究報告」
と題して講演してくださいました。
千葉県内の泉質の異なる4施設の温泉水にレジオネラ菌を入れ、
①次亜塩素酸ナトリウム
②モノクロラミン
③陽イオン界面活性剤
④ブロム系消毒剤
④銀イオン製剤
の5種類の消毒剤を添加してどの温泉水にどの消毒剤が効くかを検討したものです。
簡単に説明しますと、皆さんがおなじみの①次亜塩素酸ナトリウムは水に近い泉質の温泉に良く
効きました。pHが中性でフミン質・鉄・アンモニア・硫黄などが含まれていないか微量な温泉です。
硫黄を含む温泉水では、陽イオン界面活性剤のみが効きました。
pHの髙い温泉水ではモノクロラミンは有効ですが、硫黄があると効かないという結果がでました。
厚生労働省では、次亜塩素酸ナトリウムの消毒を推奨していますが、ご自分の温泉の泉質を
再度確認して、有効な消毒剤を使用する事が大切だと感じました。
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